新潟大賞典は道悪必至 グランドカリナンの一発があるぞ

　今週末は全国的に雨予報だ。そこで新潟大賞典(4歳上・GIII・芝2000m)が道悪になった時の注目馬をピックアップしたい。

　まずはグランドカリナン(牡5、美浦・田島俊明厩舎)だ。重〜不良の経験はないが、稍重で【3-0-1-0】の勝率75%、複勝率100％。オープン昇級後は白富士Sが0秒5差の4着、小倉大賞典が0秒4差の7着だが、良でも大崩れしていない点を評価すべきだ。新潟芝2000mも4走前に3勝クラスで2着の実績あり。道悪なら好勝負になっても驚けない。

　もう1頭、ディマイザキッド(牡4、美浦・清水英克厩舎)も侮れない。4走前に重で1勝クラスを圧勝しているので、道悪はプラス。今の新潟は最後まで渋太く脚を使える馬が有利なので、そういう意味でも適性はバッチリだ。3連勝で一気に重賞初制覇となっても不思議はない。