矢沢永吉 国内最大規模の国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』(MAJ)が16日、 日本の音楽業界の発展に長きにわたり貢献し、活躍しているアーティストを讃える「MAJ TIMELESS ECHO」に矢沢永吉を選定したことを発表。矢沢は22日に開催される『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』授賞式の「Grand Ceremony」でもパフォーマンスを披露することがわかった。
【画像多数】500機のドローンが描く!E.YAZAWAロゴや東京D公演発表 「MAJ TIMELESS ECHO」は、優れた創造性と業績を持ち、社会に与えた影響や時代を超えて人々の心に響き続ける表現力を持つアーティストを表彰するもの。選考にあたっては、音楽的な功績に加え、社会貢献活動などの観点も重視された。
1972年のデビュー以来、矢沢は日本の音楽シーンを牽引し続けており、アルバムチャートやライブ動員などで数々の記録を打ち立ててきた。そのキャリアにおいて発表したアルバムは、トップ10入り作品数が歴代1位となる「55作」という大記録を打ち立てており、オリコン史上初の昭和、平成、令和の3時代でアルバム1位獲得、最年長1位獲得アーティスト記録「70歳0か月」という数々の功績も残している。
また、日本武道館での通算公演数150回超という歴代最多記録を更新し続けているほか、11月に開催予定の東京ドーム2DAYS公演はすでに完売しており、これは日本人アーティストとして史上最年長(76歳)での東京ドーム公演となる見通しだ。
さらに、1980年代からはアメリカを拠点に海外での音楽制作にも積極的に取り組み、日本人アーティストとしていち早くグローバルな制作体制を導入。音楽における挑戦的な姿勢と一貫した美学は、ジャンルや世代を問わず多くのアーティストに影響を与えてきた。
こうした独自の創造性や継続的な影響力、信念を貫く生き方といった側面が、「MAJ TIMELESS ECHO」の理念にふさわしいと評価され、今回の受賞に至った。
矢沢は、22日に開催される「Grand Ceremony」でスペシャルパフォーマンスも行う予定。「Grand Ceremony」では、主要6部門をはじめとする部門の最優秀作品/アーティストの発表に加え、AI、宇多田ヒカル、Awich、Creepy Nuts、ちゃんみな、藤井風、Mrs. GREEN APPLE、YOASOBIといった豪華なアーティストによるパフォーマンスが行われることが発表されている。(※宇多田ヒカルは事前収録での出演となる)。
その模様はNHK総合・BSで生中継されるほか、一部地域を除き、グローバル向けにYouTubeでの配信も予定されている。
【矢沢永吉これまでの功績 ※オリコン調べ】
●「最年長1位獲得アーティスト」 70歳0か月
(2019/9/16付 オリコン週間アルバムランキング 『いつか、その日が来る日まで...』で達成)
●「オリコン史上初の昭和・平成・令和の3時代でアルバム1位獲得」
(2019/9/16付 オリコン週間アルバムランキング 『いつか、その日が来る日まで...』で達成)
●「アルバムTOP10入り作品数 歴代1位」 55作
(2020/11/2付 オリコン週間アルバムランキング 『STANDARD〜THE BALLAD BEST〜』で達成)
●「DVD1位歴代最年長記録」 73歳4ヵ月
(2023/1/2付 オリコン週間DVDランキング 『EIKICHI YAZAWA 50th ANNIVERSARY LIVE “MY WAY” IN JAPAN NATIONAL STADIUM』で達成)