カブス、“クロスタウン・シリーズ”を3連勝 鈴木誠也が犠飛2本で2打点 先制阻止のレーザービームも披露
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2025年05月19日 06:10 ベースボールキング

カブス・鈴木誠也(写真=GettyImages)○ カブス 6−2 ホワイトソックス ●
<現地時間5月18日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスがホワイトソックスとの“クロスタウン・シリーズ”をスイープ。鈴木誠也外野手(30)は「3番・左翼手」でフル出場し、2打点を挙げて勝利に貢献した。
カブスは初回、先発右腕コリン・レイが一死三塁とピンチを背負い、3番パラシオスに左直を浴びるも、鈴木が左翼からレーザービームを披露。本塁に構えた捕手へのストライク送球で三塁走者の生還を防ぎ、併殺を完成させた。
直後の1回裏にはバットで存在感を発揮した。一死三塁で第1打席を迎えた鈴木は、ホワイトソックス先発の右腕キャノンのスイーパーを左翼へ運んで犠飛。好機できっちり仕事を果たし、チームに先制点をもたらした。
その後、カブスは同点の6回裏、無死一塁からピート・クロー・アームストロングの適時二塁打で勝ち越しに成功。さらに、無死二、三塁という好機で鈴木が中犠飛、続くマイケル・ブッシュが適時打を放ち、追加点を挙げた。7回、8回と3イニング続けてリードを拡大し、ブルペン陣が6回途中から無失点リレー。同じシカゴに本拠地を構えるライバル球団に対して見事3連勝を収めた。
この試合の鈴木は1打数無安打、2打点、1四球、1三振という内容。3試合連続安打がストップしたものの、2本の犠飛と好守備で勝利に貢献した。今季成績は打率.243、11本塁打、39打点、OPS.811。試合終了時点でナショナル・リーグ打点部門トップのウィルマー・フローレス(ジャイアンツ)まで3打点差としている。
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