1室1万円“忘れられた別荘地”、1DKアパートのドアを開けると…… まさかの光景に「すごい」「驚きました」

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2025年05月19日 08:48  ねとらぼ

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ねとらぼ

放置されてしまっている物件

 群馬県嬬恋村の別荘地「サンハイツ白樺の里」にあるアパートのルームツアー動画が、YouTubeで「こんなにきれいだとは」「ドラマなり映画の舞台セットに使えそう」と反響を呼んでいます。


【画像】まさかの光景


●群馬県嬬恋村にある「サンハイツ白樺の里」


 動画を投稿したのは、千葉県北東部の放棄分譲地や各地の旧別荘地などの紹介をしているYouTubeチャンネル「資産価値ZERO -限界ニュータウン探訪記-」。今回は群馬県嬬恋村にある「サンハイツ白樺の里」の動画を投稿しました。


 サンハイツ白樺の里は、1970年代半ばから首都圏を中心に建売やマンションの分譲販売をおこなっていた「磯村建設」が作った別荘地。会員制のリゾート施設をはじめとして、多くのアパートが建てられました。


 しかし、磯村建設は1985年に破産し、管理業務をおこなっていた会社も2015年に破産してしまったことで、多くの物件が荒廃した状態で残されています。


 動画は、投稿者の知人が1棟のアパートの3室を購入したということで、一体どんな内装になっているのかルームツアーをするという内容です。


 すでに別荘地としての資産価値は少なく、維持するだけでも税金が掛かるだけ。あまりにも魅力が弱すぎるゆえか、1室の値段はなんと1万円だったそうです。


 なお3室のうち1室は、前オーナーが金銭のやりとりを嫌がったために譲渡という形にした結果、贈与税が3万円以上もかかってしまったといいます。


●意外と内部はきれい、1DKのお部屋のルームツアー


 部屋はダイニングキッチンと和室という作りの1DK。家族で住むのであれば少し手狭に感じ、別荘というよりは一人暮らしのアパートのような印象です。


 1室目のダイニングと見られる部屋は、コンパクトなスペースにシンクや冷蔵庫などが詰め込まれているような印象です。かなり年数が経っている割には使用感を感じられません。


 続いては和室へ移動。長い間放置されていたとは思えないほどにきれいな状態で残されていました。購入してからあまり使っていなかったのかもしれません。


 2室目は比較的使用感がある状況。机の上に本や書類のようなものも置きっぱなしな状態で、本当に「現状そのまま」での購入だったようです。


 和室は畳も使い込まれて古びた状態に。なんだか歴史資料館で昭和の暮らしみたいな一コマにでてきそうな雰囲気で、これはこれで味があるようにも感じます。


 知人が購入した3部屋目は、前オーナーと管理会社でトラブルがあったようで、ちょっぴり怖いエピソードも語られています。


 ちなみに投稿者の知人は若いころから嬬恋村に通っていた思い出もあり、このまま朽ち果ててしまうのは忍びないと購入したとのこと。資産性などの将来を考えて買ってはいけないと話しているそうです。


●「時間が止まってる」「きれいすぎてビックリした」などの声が寄せられる


 木々が囲われた別荘地で今も残る古びた物件の様子に、YouTubeでは「昭和レトロ好きには堪らない」「貴重なルームツアー」「時間が止まってる」「きれいすぎてビックリした」「どこかで需要ありそう」などのコメントが寄せられています。



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