【西武】武内夏暉「足がプルプル」「正直今までで一番ひどかった」ケガから復帰後初登板で初勝利も苦笑い 目標は「二桁勝利」

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2025年05月19日 17:04  TBS NEWS DIG

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ケガの影響で出遅れていた西武の武内夏暉(23)が、14日のソフトバンク戦で今季初登板を果たし、5回89球を投げ、4安打1失点で初勝利を挙げた。試合を終え車中で取材に応じた武内は「緊張して、マウンドに立った時、足がプルプルしていた」と明かした。

去年10勝を挙げて新人王に輝いた左腕は、左肘の故障で約1か月半遅れの1軍マウンドとなった。「意外とここまで来るのは早かった。1日1日やることがあったのでそれを全うしていたら、時が来ちゃったって感じです」。地元・福岡での登板とあって、試合には家族や恩師、さらに同級生も駆けつけた。

「立ち上がりから苦しくてリズムに乗れなかった」と振り返った武内。試合は、1回からいきなり無死満塁のピンチを迎えた。それでも「まだ点をとられていないのでここから絶対抑えてやるって気持ちで投げた」と4番・山川穂高(33)を低めの変化球で空振り三振。5番・中村晃(35)は一直、6番・柳町達(28)を二ゴロに抑えて無失点で切り抜けた。

その後も四球を3つ与えるなど、去年リーグ2位の与四球数(22個)と光っていた制球にこの日は課題を残した。「正直今までで一番ひどかったピッチングでしたね」と苦笑いを浮かべたが、「投げる期間がいつもより少ないので、ここから上げていきたい」と次を見据えた。

目標は「二桁勝利」だと話す。「(今回は)コントロール、ボール先行だったので、そこをまずは自分のリズムで、ストライク先行でいきたい」。武内夏暉のプロ2年目のシーズンが開幕した。

■武内夏暉(たけうち・なつき)2001年7月21日生まれ。186センチ、90キロ 。左投げ左打ち。福岡県北九州市八幡西区出身。福岡県立八幡南高〜国学院大を経てドラフト1位で西武ライオンズに入団。2024年4月3日にプロ初登板で初勝利を挙げた。去年のパ・リーグ新人王。

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