
「クッション性」に優れたランニングシューズは、着地の衝撃を吸収し、膝や腰への負担を和らげる効果が期待できます。長く快適に走り続けたい人や、ケガの予防を意識したい人にもぴったりなシューズです。
そこで今回は、クッション性に優れた「ランニングシューズ」のおすすめを紹介します。
●ホカ クリフトン10
クッション性を求めるランナーに根強い人気を誇るホカの「クリフトン」シリーズ。そのシリーズ最新作「クリフトン10」は、優れたクッション性と軽さを両立しており、日々のジョギングから長距離のマラソンまで、幅広いレベルのランナーに対応する万能モデルです。
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従来モデルよりも、かかとからつま先までのドロップを3mm高く設計することで、着地から蹴り出しまでのスムーズな体重移動をサポート。足を入れた瞬間から感じる柔らかな履き心地は、まさに“病みつき”になる感覚です。
通気性に優れたジャカードアッパーと足にぴったりフィットする構造も魅力で、蒸れにくく長時間履いていても快適。さらに、走行中のタンの動きを抑えるダブルレースロックを採用しているのもポイントです。公式サイトでは1万9800円(税込み、以下同)で販売されています。
●ナイキ インフィニティラン4
クッション性を重視しつつ自然な推進力を求める人におすすめなのが、ナイキの「インフィニティラン4」。ミッドソールに新たに搭載した「ReactX」フォームは、従来モデルよりもエネルギーリターンが向上し、地面からの反発をしっかりと感じられます。
さらに、ソール全体がロッキングチェアのように緩やかに反り上がった構造になっているため、力を込めて蹴り出さなくても、前に進む感覚を得られるのが特徴。長距離を走る際にも、推進力を落とさずに進めます。
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履き口やシュータンが柔らかいのも特徴で、フィット感の高い素材を使用しており、足を優しく包み込みます。ECサイトでは1万2000円前後から販売中です。
●ミズノ ウエーブリベリオンプロ2
ロッキングチェアのようなカーブしたソールが印象的なミズノの「ウエーブリベリオンプロ2」は、高いクッション性と反発力、そして安定性をバランス良く備えた1足です。
トップミッドソールには軽量で柔らかい「ミズノエナジーライトプラス」を採用。足裏にダイレクトなクッション感をもたらします。また、ボトムミッドソールには反発性に優れたフォームを使用し、スピード走行時にも推進力をしっかりサポートします。
さらに、ふくらはぎへの負担を抑える構造が特徴で、長時間走行でも脚に疲労を残しにくく、レース終盤の粘りを後押ししてくれるのも魅力の1つ。通気性の高いアッパーと軽量な履き口設計も、快適な走りを支えるポイントです。
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なお、2024年には最新モデル「ウエーブリベリオンプロ3」も登場していますが、「ウエーブリベリオンプロ2」は実売価格が1万5000円前後と比較的手に取りやすく、口コミ数も多いため、初めてのカーボン入りシューズとしても選びやすいモデルといえるでしょう。