
東京の夏の風物詩として知られる「足立の花火」。大規模な花火大会のなかでは “東京で最も早く開催される花火大会” ともいわれているようだけど……今年の開催日が変更になったことご存じでした?
例年は7月に開催されていましたが、今年2025年の開催日は「5月」!
……夏の花火大会じゃないの!?
【なぜ「5月開催」なのか】
100年以上の歴史を持つ花火大会「足立の花火」。大正13年に千住新橋の開通を記念して「千住の花火大会」としてスタートしてからというもの、「足立の花火大会」「足立の花火」と名称を変えながら愛され続けてきました。
毎年7月下旬に開催されていましたが、昨年2024年には雷雨に見舞われ、開始25分前に中止されることに……。また年を追うごと、猛暑による熱中症で不調を訴える来場者やスタッフが続出しているといいます。
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・天候による中止のリスク(※夏はゲリラ豪雨や台風も多い)
・熱中症などの健康上のリスク
こうした事態をふまえて、夏の開催をやめて、リスクが最も低い5月末に開催日程を変更することになりました。
【で、いつ開催なの?】
今年2025年におこなわれる「第47回 足立の花火」の開催日は5月31日の土曜日です!
日程:2025年5月31日 19時20分〜20時20分
会場:荒川河川敷(東京メトロ千代田線鉄橋〜西新井橋間)
※打上場所は千住側(堤南)
わずか1時間のあいだに約1万3000発を打ち上げることから “高密度花火” ともいわれている「足立の花火」。なんと今年は千住宿開宿400年を記念して「1010(せんじゅ)発」を増加するらしく、1時間に1万4010発もの花火が打ち上がるのだとか!!
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残念ながら有料席は速攻で売り切れてしまったようですが、最寄りであれば、さまざまな場所から花火を見ることができるかと思います。
河川敷の場合、毎年数日前から場所取りする人もいるようですが、近すぎると混雑するので少し離れた「荒川江北橋緑地」や「西新井橋周辺」あたりが狙い目といえるかも……?
ちなみに、荒天の場合は打ち上げ中止となりますが、通常の雨天の場合は開催する予定とのこと。荒天の基準については「あだち観光ネット」から確認してみてくださいね。
参照元:あだち観光ネット、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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