
役職は課長代理だという男性。部下である20代の女性社員から、50代の男性一般社員によるセクハラ被害の訴えを受けた。内容は、「自慰の頻度はどのくらい?彼氏とは朝帰りしたりするの?」といった卑猥な発言や、肩に触れるといった悪質な行動だった。男性はすぐさま課長(50代)に相談したのだが……。(文:篠原みつき)
「追加で訴えが来たら考えよう」と被害者の訴えを黙殺
驚くことに、課長はまともに対応する姿勢を見せなかった。
「課長からは加害男性が『家庭内では立場が弱く苦労しているから』と、被害者の訴えをスルーして、『追加で訴えが来たら考えよう』と対応をしてもらえなかった」
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あろうことか、加害者のプライベートな事情を持ち出し、被害者の訴えを軽視したのだ。加害者の家庭の事情など、被害者からしたらどうでもいい話だ。これでは、二次加害と言われても仕方ない。
「課長は動いてくれる様子がなかった」ため、男性は会社のハラスメント相談窓口に直接連絡。その結果、
「加害者が異動となって終わったが、課長の対応に納得が出来なかった」
事態は一応の収束を見たものの、投稿者である男性の胸には、課長の対応に対する強い不信感が残ったようだ。
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