林官房長官、ガザ攻撃拡大に反対

　林芳正官房長官は２０日の記者会見で、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルの軍事作戦拡大に関し、「ガザの人道状況を一層悪化させることや、『２国家解決』の実現に逆行する動きには反対する」と強調した。作戦拡大で多くの死傷者が出ているとして、「深刻な懸念」を表明した。

　林氏は、国連や人道支援機関のガザでの活動強化を求める欧州各国などとの外相共同声明に参加したことに触れ、「関係国と緊密に連携しつつ外交努力を継続していく」と語った。