シーズン終了後の現役引退が報じられるも…37歳MFラキティッチ「まだやるべきことがあるんだ」

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2025年05月20日 19:01  サッカーキング

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引退報道にコメントしたMFラキティッチ(写真は2024年3月) [写真]=Getty Images
 ハイドゥク・スプリトに所属するMFイヴァン・ラキティッチが、自身の引退報道に対してコメントした。

 スイス生まれのクロアチア移民2世のラキティッチは現在37歳。名門バーゼルでプロキャリアを始めた後、シャルケ、セビージャ、バルセロナ、アル・シャバブでもプレーした。とくに、クラブの歴代外国籍選手における最多出場記録保持者となっているセビージャでは、2度のヨーロッパリーグ優勝に大きく貢献。また、すでに引退を発表しているクロアチア代表では通算106試合に出場し、MFルカ・モドリッチやFWイヴァン・ペリシッチらとともに、チームのFIFAワールドカップ最高成績を塗り替えるなど、“ヴァトレニ”の一時代の象徴となった。

 そんなラキティッチは、今シーズンよりハイドゥク・スプリトに活躍の場を移しており、自身初となるプルヴァHNL(クロアチア1部)でのプレーが実現。ここまで公式戦38試合に出場し2得点5アシストをマークしていた。ただ18日、今シーズンのリーグ戦ホーム最終戦となったリエカ戦で、途中交代となったラキティッチは涙ぐんでいたとのこと。このような経緯から、一部メディアは、シーズン終了後に同選手が現役を引退する可能性を伝えていた。

 しかしながら19日、ラキティッチは自身の公式Instagramを更新。「メッセージをありがとう」と綴り始め、自身の引退報道に対して「フットボールに感情はつきものだけど、僕はまだ決断も公式発表もしていないよ。スパイクを脱ぐ前に、まだやるべきことがあるんだ」とコメントした。

 また先日、ラキティッチは愛する古巣への復帰願望を告白していたとのこと。『ラジオ・マルカ』に出演した同選手は、「(セビージャへの)復帰? そうなったら良いね。みんな僕の携帯番号を知っているんだから。あと10年もフットボールを続けられるわけではない。僕がセビージャとセビリアの街をどれほど愛しているかは、みんなも知っているだろう」と口にしていたようだ。

 なお、ハイドゥク・スプリトとの現行契約は今夏に満了を迎えるが、1年間の延長オプションが盛り込まれているという。

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