フライブルクへの完全移籍加入が発表された鈴木唯人 [写真]=Getty Images フライブルクは20日、ブレンビーから日本代表FW鈴木唯人が完全移籍加入することを発表した。
デンマークの地で成長を遂げた“若武者”が欧州5大リーグへのステップアップを果たした。契約期間や移籍金等の詳細は非公表となっているが、ドイツメディア『スカイスポーツ』によると、移籍金として700万ユーロ(約11億円)から800万ユーロ(約13億円)がブレンビーに支払われた模様だ。なお、鈴木は矢野貴章(現:栃木SC)、木下康介(現:柏レイソル/当時はセカンドチームが主戦場)、堂安律に続く、フライブルク史上4人目の日本人選手となった。
2001年10月25日生まれで現在23歳の鈴木は、2020年に市立船橋高校から清水エスパルスへ入団しプロキャリアをスタートさせた。ストラスブールへのレンタルを経て、2023年夏にブレンビーへ完全移籍加入すると、初年度から公式戦で11ゴール9アシストをマーク。在籍2年目の今シーズンも前線のポジションを幅広く務め、公式戦38試合で12ゴール6アシストを記録するなど、キャリアハイの成績を残した。
来たる2025−26シーズンはヨーロッパリーグ(EL)にも参戦することとなった鈴木。新天地フライブルクのクラブ公式サイトを通じて次のように喜びを語っている。
「フライブルクは素晴らしい評判、そして確固たる伝統を誇っています。クラブとの話し合いの中で、僕の考えやスポーツ面の目標に沿った、明確な道筋を示してくれました。この明確な姿勢が、移籍を決断する上で大きな役割を果たしました」
「今シーズンもそうだったように、このチームは近年、素晴らしい成績を収めています。僕もその継続的な成功に全力で貢献していくつもりです。ブンデスリーガでの新たな挑戦を楽しみにしており、フライブルクのユニフォームを着られることを誇りに思います」
【動画】フライブルクが鈴木唯人の完全移籍加入を公式発表!
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