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福岡県筑紫野市の県道交差点で19日、下校途中の小学生の列に軽乗用車が突っ込み、男児4人と運転手の女性(74)が重軽傷を負った事故で、服部誠太郎知事は20日の定例記者会見で、事故現場は「危険な通学路」に上げられた場所だったと明らかにした。
県によると、2021年に千葉県八街市で小学生の列にトラックが突っ込み5人が死傷した事故を受け、県や県警などで通学路の安全点検を実施。この中で、危険があるとして道路管理者である県が安全対策を進める通学路が313カ所あり、その中の一つが事故現場だったという。
点検を受けて、県は路側帯を緑色に塗装する安全対策を実施していたが、服部知事は「筑紫野は通学路の安全推進会議を設けている。この会議の中でも今後の安全対策について検討したい」と話した。【宗岡敬介】
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