退団するデ・ブライネに言及したグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、退団するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネに言及した。
プレミアリーグ第37節延期分が20日に行われ、マンチェスター・シティはボーンマスと対戦。3−1で勝利を収め、3位に再浮上を果たした。今季限りでの退団が決定しているデ・ブライネはこれが本拠地『エティハド・スタジアム』での最終戦となったが、先発出場で10人となった際の69分までプレーして勝利に貢献した。
試合後に行われたデ・ブライネの退団セレモニーでは涙を流す場面も見られていたグアルディオラ監督は試合後、イギリスメディア『スカイスポーツ』で「正直に言うと、お金で買えないものがある。彼はあらゆる愛情とともに、特に長年の功績に対する感謝の気持ちを受け取った」と振り返りながら、次のように続けた。
「最も重要なことは試合に勝つことだった。そして、私たちは信じられないほどの相手にそれを成し遂げた。プレミアリーグでの最初の対戦では彼らに完敗を喫していた。試合はいつも良いもので、私たちにも相手にもチャンスがあった。オープンな試合で、観客も楽しめたと思う」
また、本拠地最終戦となったデ・ブライネについては「何かを感じたことは明らかだ。彼の日だから、彼のために勝ちたいと思っていた。ここに来てからずっとその雰囲気はあった」と特別な思いがあったことを明かしつつ、マテオ・コヴァチッチが退場となった際にすぐにデ・ブライネを下げた理由についても言及した。
「繰り返しになるけど、シーズン序盤は失点が多かった。数日前に彼が100分間プレーしていたことも忘れてはならない。本当に過酷だったんだ。彼が絶好のチャンスでゴールを決めることができていたら、まさに最高の思い出になっただろう」
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