サヨナラの得点を記録したドジャース・大谷翔平(写真=GettyImages)○ ドジャース 4x−3 ダイヤモンドバックス ●
<現地時間5月20日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間20日のダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でフル出場。延長10回裏に決勝の生還を果たし、チームの連敗ストップに貢献した。
ダイヤモンドバックス先発は昨季10勝を挙げた右腕ネルソン。初回の第1打席はカウント2-0から内角のフォーシームを打ち上げて左飛。4回裏の第2打席は、カウント2-2から内角低めのフォーシームを捉えるも、二塁手正面へのゴロに終わった。
1点リードの6回裏、再び先頭での第3打席は2番手右腕モリヨと対戦。カウント2-2から外角低めのチェンジアップで二ゴロに打ち取られた。8回裏、一死走者なしでの第4打席は、3番手左腕ビークスの初球フォーシームを捉え、左中間を破る二塁打でチャンスメイク。しかし、後続倒れて追加点を挙げることはできず、ドジャースは直後の9回表に逃げ切り失敗。1対1の同点で延長タイブレークに突入した。
2点勝ち越しを許して迎えた10回裏、9番トミー・エドマンの適時二塁打で1点を返し、大谷を迎えたところでダイヤモンドバックスは申告敬遠。逆転の一塁走者となった大谷は一死一、三塁から盗塁を決め、得点圏に進んだ。3番フレディ・フリーマンも申告敬遠により勝負を避けられると、4番ウィル・スミスが押し出し死球で同点とし、最後は5番マックス・マンシーがセンターへの決勝犠飛。大谷がサヨナラのホームを踏み、今季最長の連敗を「4」でストップさせた。
この試合の大谷は4打数1安打、1得点、1四球、1盗塁という内容で3試合連続安打をマーク。14試合ぶりとなる盗塁も記録し、今季成績を打率.311、17本塁打、11盗塁、OPS1.073としている。