【YouTubeチャート】ミセス「ライラック」2週ぶり通算18度目の1位＆2週連続TOP3独占　嵐がTOP100内に7作ランクイン

　今週（2025/5/9〜25/5/15）のYouTubeチャートTOP100の週間総視聴回数は先週比で7.9％減、TOP100の初登場作は10作（先週は11作）となった。

【画像】YouTubeチャート週間TOP11〜30一覧

　Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」（502.8万回）が2週ぶり、通算18度目の1位（先週2位）となった。2位（先週3位）はテレビアニメ『薬屋のひとりごと』（日本テレビ系）第2期第2クールのオープニングテーマとして書き下ろされた「クスシキ」（372.0万回）、3位（先週1位）はメンバーの大森元貴（Vo.／Gt.）がtimeleszの菊池風磨とともに映画初出演にしてW主演を務めた『#真相をお話しします』（4月25日公開）の主題歌として書き下ろした「天国」（366.9万回）となり、2週連続でMrs. GREEN APPLEの作品がTOP3を独占した。

　さらに同バンドの作品は、10位（先週11位）に「ダーリン」（224.5万回）、22位（先週23位）に「インフェルノ」（144.3万回）など、TOP100内に8作がランクインする快進撃が続いている。

　7位にはヨルシカ「火星人」（254.3万回）が初登場。ギタリスト兼作曲を担当するコンポーザー・n-buna（ナブナ）がファンを公言する直木賞作家・米澤穂信氏が生み出したミステリー「＜小市民＞シリーズ」を原作とするテレビアニメ『小市民シリーズ』（テレビ朝日系）第2期のオープニングテーマ。「今いる場所を抜け出して火星（憧れの地）に行きたい」という想いを、萩原朔太郎の詩「猫」の一節を引用して制作したという。

　ミュージックビデオ（MV）は、n-bunaと、「春泥棒」「晴る」などのMVを手がけたCGクリエイター・森江康太（MORIE Inc.）が監督を務めており、火星人たちが多種多様な言語で遊ぶ様子が描かれている。

　TOP100圏外から13位に急上昇したのは宇多田ヒカル「First Love（Live)」（191.1万回）。1999年の楽曲だが、5月15日にYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に登場し、同曲の編曲を手がけた河野圭とともに、デビュー26年にして初となる二人だけの特別編成でパフォーマンスを披露したことも影響し、TOP100入りとなった。

　25位には嵐「Happiness」（134.2万回）が先週90位からジャンプアップ。来春開催予定のコンサートツアーをもってグループ活動を終了すると発表したこともあり、38位（先週96位）に「Monster」（111.2万回）、42位（先週81位）に「Love so sweet」（100.6万回）など、TOP100内に7作がランクインしている。

　28位には＝LOVE「とくベチュ、して」（128.8万回）が初登場。今年2月のリリース曲だが、指原莉乃＆小嶋陽菜、INIの松田迅、ME:IのRINONなど、多くのアーティストがダンス動画を投稿していることもあり、TikTokを中心に大バズリ中だ。

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