【平安S予想】帝王賞への重要なステップレース ペースが落ち着きやすく先行できるかがカギに

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2025年05月24日 06:35  netkeiba

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平安Sに出走予定のロードクロンヌ(撮影:山中博喜)
 帝王賞に向かう馬にとっては重要なステップレース。1周約1600mで、最後の直線が約330mという京都競馬場のスタンド前から発走するツーターンコース。1800mコースに比べて1角までの距離が長いのでペースは落ち着き易く、最後の直線に坂がないので先行力が欲しい。中京競馬場で行われた2021、22年を除く過去10年間で上がり3ハロン最速馬は[1-5-1-5]。

 ◎ロードクロンヌはマーチS3着馬。芝で勝利をつかむことはできなかったが、ダートに矛先を変えると未勝利戦から4連勝でオープン入り。その勢いで挑んだ前走は前後半の4ハロンが48.7秒〜50.6秒というハイペースを積極的に追いかけゴール前まで見せ場を作った。結果的には勝ち馬からマークされて最後は足が上がってしまったが、内容的には十分合格点が与えられるものとなった。京都コースは圧勝の経験もあり、2度目の重賞挑戦で戴冠のチャンスだ。

 〇タイトニットはアンタレスS2着。この時は前後半の半マイル47.9秒〜50.5秒のペースを中団やや後方から。超が付くような大型馬ゆえに、やや器用さには欠くものの最後の直線で進路を確保すると力強く伸びた。デビューを目前に骨折してしまったために出世が遅れたが3勝クラスを勝ち上がったばかりという事を考えれば前走の内容は評価できるもので重賞でも十分に戦えることを示している。

 ▲メイショウハリオはマーチS、みやこSほか2度の帝王賞制覇含む重賞6勝で実績はナンバーワンだ。かつては追い込み一手だったが、キャリアを重ねて自在性も身に着けてきた。22年以降、掲示板を外したのはサウジ帰りの帝王賞と順調さを欠いた今年のフェブラリーSのみ。8歳馬で大きな上積みはないかもしれないが、前走の川崎記念で見せた瞬発力はまだまだ健在ぶりを示すものだった。

 △ブライアンズセンスはマーチS優勝馬。ほぼノンストップで3勝クラスを勝ち上がったあとはもどかしいレースを続けたが、キャリアを積みながら力をつけて4度目の重賞挑戦で重賞ウイナーの仲間入りを果たしている。京都競馬場は【3-0-0-1】と得意にしている。

 前走のブリリアントSでクラスに目処を立てた△レヴォントゥレットはまだまだ伸びしろ1頭だが、浦和記念を勝ちみやこS2着△アウトレンジとリステッド勝ちのあるルクスフロンティアからも目が離せない。

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