カブス、同地区対決制して3連勝 鈴木誠也が13号3ランで打点リーグトップを維持 PCAは決勝満塁弾含む2発6打点

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2025年05月24日 11:12  ベースボールキング

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本塁打を放ったカブスのピート・クロー・アームストロング(左)と鈴木誠也(右)(写真=GettyImages)
● レッズ 6−13 カブス ○
<現地時間5月23日 グレート・アメリカン・ボール・パーク>



 シカゴ・カブスが同地区レッズとの敵地3連戦を先勝。鈴木誠也外野手(30)は「3番・右翼手」でフル出場し、13号本塁打を放つなど3安打の活躍を収めた。



 レッズのエース右腕グリーンに対する初回の第1打席。160キロ超えの速球を連投される中、鈴木はカウント1-2から高めいっぱいのフォーシームを捉えたが、中堅手フリードルがスライディングキャッチ。惜しくも安打を阻まれ、中直に終わった。



 4点を追う4回表の第2打席では、初回と打って変わって変化球攻め。それでも鈴木がカウント2-2から内角のスライダーを弾き返し、第1打席と似たライナー打球を放つと、今度は中堅手フリードルのスライディング及ばず。打球が転々とする間に鈴木は二塁へ到達した。続く4番ピート・クロー・アームストロングはグリーンの投じた外角いっぱい99.9マイル(約160.8キロ)のフォーシームを振り抜き、右中間スタンドへ13号2ラン。鈴木のチャンスメイクから2点を返した。



 その後、再び4点差に突き放され試合を折り返すも、7回表に相手ブルペン陣を攻略。一死満塁の好機から2番カイル・タッカーが5番手右腕サンティランの登板第1球を右前に運んで2点を返すと、さらに鈴木が左前安打で繋ぎ、クロー・アームストロングが右翼ポール直撃の14号グランドスラム。敵地騒然の2打席連発によりこの回一挙6点を奪い、試合をひっくり返した。



 続く8回表には、鈴木に2試合ぶりの一発が飛び出した。二死一、三塁の好機で第5打席を迎えると、カウント1-1から6番手左腕スーターの高めフォーシームを振り抜いて13号ダメ押し3ラン。打球速度108.9マイル(約175.3キロ)、打球角度21度の弾丸ライナーを左翼スタンドに叩き込んだ。



 この試合の鈴木は5打数3安打、3打点、3得点、1三振という内容で逆転勝利に貢献。4試合連続安打、直近7試合で計11打点と好調をキープしている。同僚のクロー・アームストロングが6打点を挙げたことで一時的にナショナル・リーグ打点部門1位の座を譲っていたが、8回表の3ラン本塁打によりトップに再浮上。今季成績を打率.262、13本塁打、46打点、OPS.866にアップさせている。

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