去就に注目が集まっている三笘薫 [写真]=Getty Images ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫の去就に注目が集まっている。ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
バイエルンから関心が寄せられていることが明らかになっている三笘は、すでに代理人との面談や交渉が行われており、三笘自身も今夏のバイエルン移籍に非常に前向きな姿勢を示していることが報じられている。
そんななか、移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、バイエルンは5000万ユーロ(約81億円)の移籍金で成立する可能性があることが伝えられているという。
まだ正式なオファーは提出されていないものの、レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの獲得が破談に終わったことで、バイエルンの焦点はトップクラスな左ウィンガーの獲得となっており、今後の動向はドイツ代表FWレロイ・サネが契約延長をするか、あるいはフランス代表FWキングスレイ・コマンを売却するかにも大きく左右されることになるようだ。
現在28歳の三笘は、川崎フロンターレから2021年8月にブライトンへ完全移籍加入した。その後、ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)へのレンタル移籍を経て、2022−23シーズンからチームに復帰すると、徐々に存在感を発揮し、ここまでクラブ通算107試合出場で24ゴール19アシストを記録している。
今シーズンはプレミアリーグでの日本人最多得点記録を更新し、日本人選手史上初となる同リーグでの2桁ゴールを達成。また、クラブ内の年間最優秀ゴール賞を2年連続で受賞したほか、ファン選出のリーグのベストイレブン候補にも名を連ねるなど、活躍を見せている。ブライトンとしては三笘の残留を熱望しているようだが、果たして今夏に移籍することになるだろうか。