アモリム監督は来季もマンUを指揮へ…ガルナチョには退団を促す?

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2025年05月25日 16:09  サッカーキング

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ガルナチョに退団を促したとされるアモリム監督 [写真]=Getty Images
 マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、所属するアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョに今夏の退団を促したようだ。24日、イギリスメディア『アスレティック』が報じている。

 今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは、昨夏にエリック・テン・ハフ前監督との契約を延長して開幕を迎えたが、昨年10月末に成績不振を理由に解任し、11月にスポルティングからアモリム監督を招へいした。

 しかし、チームを立て直すことはなかなかできず、プレミアリーグでは最終節を残して10勝9分け18敗、勝ち点「39」で16位に低迷。さらに、ヨーロッパリーグ(EL)では無敗で決勝まで進出したものの、トッテナムとの同国対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃し、来季は11シーズンぶりに欧州大会に出場できないことが決定した。

 このような結果から、今季途中に就任したばかりのアモリム監督の去就にも早くも注目が集まる状況となっているが、今回の報道によると、マンチェスター・ユナイテッドはアモリム監督の続投を決めた模様で、同監督は選手たちにこのことを伝えたという。

 さらに、アモリム監督は来季に向けて人員整理にも動き始めた模様で、今冬の移籍市場でも売却が噂された中で残留したものの、今年2月には指揮官と衝突したことも報じられていたガルナチョには、今夏の移籍市場で新天地を見つけるように指示したことが報じられている。

 現在20歳のガルナチョは、2020年10月にアトレティコ・マドリードの下部組織からマンチェスター・ユナイテッドの下部組織へ加入し、2022年4月に17歳でトップチームデビューを飾った。今シーズンはここまで公式戦58試合出場で11ゴール10アシストを記録するなど、クラブ通算では144試合出場で26ゴール22アシストを記録している。

 下部組織出身選手であるため、売却した際にはプレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)の帳簿上で売却費がそのまま純粋な利益として計算されるガルナチョだが、果たして今夏にマンチェスター・ユナイテッドを離れることになるのだろうか。

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