厳しい評価が下されてた前田大然(写真は4月20日のもの) [写真]=Getty Images セルティックに所属する日本代表FW前田大然に厳しい評価が与えられている。
スコティッシュカップ決勝が24日に行われ、セルティックはアバディーンと対戦。39分にCKからキャメロン・カーター・ヴィッカースのヘディングシュートがオウンゴールを誘って先制したものの、83分にオウンゴールから追いつかれると、1−1のまま90分が終了。延長戦でも決着がつかず、PK戦を3−4で敗れ、2シーズンぶりの国内3冠を逃す結果となった。
この試合に延長戦も含めて120分フル出場した前田はPK戦で4人目のキッカーを務め、成功させていたものの、後半にはGKと一対一となるチャンスを防がれるなど、無得点に終わった。試合後、選手採点を発表したスコットランドメディア『グラスゴー・ワールド』は、前田に「6」点をつけた。
寸評では「労働量は驚異的だ。アバディーンの低いブロックによって守備陣の背後を使う機会は限られたものの、自陣にスプリントして攻撃の起点となることでそれを補っていた。とはいえ、決定機を逃してしまい、アバディーンにある程度押さえ込まれてしまった」と記されている。
一方、イギリスメディア『フットボール・インサイダー』ではチーム最低となる「2」点がつけられ、「不在。今夏にセルティックを退団する可能性が高い前田は、左サイドで悲惨な時間を過ごし、試合に馴染めずにいた。試合終了間際には勝利のチャンスがあったが、失敗してしまった」と厳しい評価が下されている。
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