
■プロ野球 広島 3−0 DeNA(25日・マツダスタジアム)
DeNAは広島に今季5度目の完封負けを喫した。試合は3回、得点圏に走者を背負うピンチを招くと先発・東克樹(29)がファビアン(27)、倉将吾(26)に適時打を浴び3失点。打線は広島の先発・床田寛樹(30)の前にチャンスを作るも得点することができず。
前日は今季4度目の雨天中止となったDeNA。23日のカード第1戦ではオースティン(33)の適時打で先制。5回には牧秀悟(27)がレフト線に適時二塁打を飛ばし加点。先発・ジャクソン(29)が7回に無死満塁のピンチを招くも代った伊勢大夢(27)が1失点で凌ぎリードを守り切った。
打線は広島の先発・床田に対し1回先頭の桑原将志(31)が左安打を放ち出塁するも2番・牧は遊ゴロに併殺打に。3番・佐野恵太(30)は投ゴロに打ち取られ3人で攻撃を終えた。
その裏、東の立ち上がりは先頭の中村奨成(25)を二ゴロ、2番・菊池涼介(35)を一邪飛。2死を奪うと3番・ファビアンを二飛に打ち取り三者凡退に抑えた。
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3回、東はこの回先頭の佐々木泰(22)に左安打を放たれると9番・床田のバントを捕手の山本祐大(26)が悪送球。その後2死二、三塁のピンチで3番・ファビンにレフトへの適時二塁打を浴び先制を許した。さらに4番・末包昇大(28)に四球を与えると5番・坂倉にセンターへ適時打を放たれ3失点目。
打線は床田の前に走者を出すも中盤得点できず。7回、先頭の2番・牧が左二塁打、3番・佐野も右安打で続き無死一、三塁とした。しかし4番・オースティンの三ゴロの間に三塁走者の牧が本塁を狙うも走塁死に。後続も倒れ好機を活かすことができなかった。
東は6回99球を投げ被安打6四球1失点3(自責0)でマウンドを降りた。7回裏から2人目でマウンドに上がった颯(26)は2死走者無しから2番・菊池に中安打を放たれるも無失点。8回裏は3人目・中川虎大(25)が登板し三者凡退に。
しかし打線は床田の前に9回裏も本塁をふむことができず試合終了。敗れたDeNAは今季5度目の完封負け、22勝19敗3分で貯金3となった。
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