<バスケットボール男子Bリーグ1(B1)プレーオフ:琉球87−75宇都宮>◇チャンピオンシップ決勝(2戦先勝方式)◇第2戦◇25日◇横浜アリーナ
琉球の荒川颯(27)が第4クオーター(Q)に爆発し、チームに勝利を呼び込んだ。63−64と1点ビハインドで迎えた同Q開始早々、立て続けに3点シュートを決めて逆転。終盤には試合を決定づけるフィールドゴールを2本決め、同Qだけで10得点(試合を通して13得点)をマークした。
「前日の反省を生かして、強気にチャレンジしていく姿勢を貫くことができた」
第1戦は出だしから宇都宮の強度に押され、チームとしてもほとんど良いところなく敗戦。15得点と大活躍した宇都宮の小川敦也は京都・洛南高の5学年下の後輩でもあり、荒川としては何としてでもやり返したいところだった。
1勝1敗で迎える第3戦に向け、「少しでも気持ちが守りに入ると相手のペースになる。アグレッシブな気持ちをどこまで貫くことができるかどうか」と話した。大学卒業後、B1滋賀の練習生としてプロとしてのキャリアをスタートさせた苦労人。4季連続決勝進出の強豪チームで、シューターとしての地位を確立した男が、第3戦でもキーマンに名乗りを上げた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。