宇都宮が最大14点リードも後半息切れして逆転負け 比江島慎「どれだけ勝ちたいかが大事」

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2025年05月25日 19:08  日刊スポーツ

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宇都宮対琉球 試合が終了し、悔しそうな表情を浮かべる宇都宮の選手たち(撮影・増田悦実)

<バスケットボール男子Bリーグ1(B1)プレーオフ:琉球87−75宇都宮>◇チャンピオンシップ決勝(2戦先勝方式)◇第2戦◇25日◇横浜アリーナ



宇都宮ブレックスが後半息切れし、逆転負けを喫した。第1戦同様、第1クオーター(Q)から攻守とも集中力が高く、第2Q途中には最大14点をリード。が、後半に入ると足が止まる場面も見られ、72−72の第4Q残り約4分から6連続失点し、逃げ切られた。


ジーコ・コロネルヘッドコーチ(HC)代行は「琉球さんにオフェンスリバウンドで圧倒されて、試合の流れを変えられてしまった」と振り返った。33対47とリバウンドで圧倒されたのは確かだが、第1戦から強度の高いディフェンスを続けた反動もみえる。ジーコHC代行は「試合終盤どちらに転ぶかわからないところで、琉球さんのディフェンスが素晴らしかった」とだけ話した。


これで1勝1敗。泣いても笑っても、たとえ疲れてもいても、次が今シーズン最後の一戦。比江島慎は「お互いの力の差はない。どれだけ勝ちたいかが大事」と言い、第1戦で大活躍した小川敦也も「優勝したい気持ちが強い方が勝つようなゲームになる。気持ちの部分からつくっていきたい」と話した。


激動のシーズンも真の大詰めだ。ハッピーエンドとなるのか、昨季のように悔しさを残して終わってしまうのか。「ケビン(ブラスウェルHC)がつくってきたチームがどれだけ良いチームなのか、それを証明するラストゲーム」と副キャプテンの渡邉裕規。27日の第3戦をこの目に焼き付けたい。【沢田啓太郎】

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  • 第1Qから第3Qまで、全てベンチメンバーがラストショットを決めて終わった琉球。特に第2Q残り4.9秒から投入した松崎が決めたあたりから、流れが琉球に向いた印象を受けました。
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