ローマ・カトリック教会の頂点に立つ次期ローマ教皇を決める選挙(コンクラーベ)を描いた米・英合作映画「教皇選挙」(エドワード・ベルガー監督)が、公開65日目の23日に興行収入(興収)10億円を突破した。配給のキノフィルムズが26日、発表した。
3月20日の初日から47日目の5日時点で興収7億円を突破。4月21日にフランシスコ教皇が亡くなって5日後の同26日時点での興収5億円から、9日間で興収2億円を上積みした。さらにコンクラーベの始まった7日以降、さらに28館での公開も控えていたが、8日にバチカンで行われたコンクラーベで、第267代教皇に米国出身のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿(69)が米国出身者として初めて選ばれ「レオ14世」となった。そうした流れを受け。25日までの67日間で、動員71万1381人、興収10億2309万6146円を記録した。
2005年以降の直近20年間において、初動110館以下の洋画実写(先行上映を除く)で興収10億円を突破したのは「教皇選挙」、「最強のふたり」(11年)、「英国王のスピーチ」(10年)の3作品のみ。「最強のふたり」から実に13年振りの快挙となった。
また、キノフィルムズ配給としては「空母いぶき」(19年)以来の興収10億円突破となるが、洋画では初となる。
現在、205館で公開中で、この後も30館以上での上映が控えている。
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