『リロ&スティッチ』(C)2025 Disney Enterprisesアメリカで5月26日のメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)を控えた先週末、映画館が大盛況で歴代記録を塗り替える興行成績が記録された。
23日に公開された実写映画『リロ&スティッチ』は、週末3日間で1億4550万ドルを記録し、祝日を含めた4日間では1億8300万ドルに達する見込み。この数字は、メモリアルデー週末の歴代最高オープニング記録となり、これまでの最高だった2022年のトム・クルーズ主演作『トップガン マーヴェリック』の1億6000万ドルを上回った。
同日に公開された『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は週末3日間で6300万ドルを記録。『ミッション:インポッシブル』シリーズ史上最高のオープニング成績を達成し、4日間では7700万ドルに達する見込み。
ほかにも、現在アメリカでは『ファイナル・デスティネーション』最新作『Final Destination Bloodlines(原題)』や、マーベル映画『サンダーボルツ*』、ロングランヒット作『Sinners(原題)』なども大ヒット上映中で、メモリアルデー週末全体の興行収入は3億2500万ドルを超えるとみられる。これは『リロ&スティッチ』単独の記録だけでなく、全体としてもメモリアルデー週末として過去最高の成績。
夏には『ジュラシック・ワールド/復活の大地』『スーパーマン』『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』といった超大作の公開が控えており、映画業界のさらなる盛り上がりが期待されている。
(賀来比呂美)