国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリニ事務局長(左)の表敬を受ける石破茂首相=27日午前、首相官邸 石破茂首相は27日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリニ事務局長と首相官邸で会談し、イスラエルの軍事作戦が続くパレスチナ自治区ガザの人道状況の改善に向け、「支援が可能になる環境をつくることが極めて重要だ。その実現のために努力する」と伝えた。
イスラエルは現在、ガザへの支援物資の搬入を制限している。事務局長は「(ガザでは)50万人の人々が飢餓に直面している」と指摘。「(イスラエルが)囲い込みをやめ、制限のないアクセスを確保することが重要だ」と強調した。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリニ事務局長(左)の表敬を受ける石破茂首相=27日午前、首相官邸