
5月24日に肺炎のため亡くなった、漫才コンビ「昭和のいる・こいる」の、昭和のいるさんの通夜が27日営まれました。
【写真を見る】昭和のいるさん通夜 「雲の上の存在だった」ナイツ塙ら後輩たちが思い出語る
落語家の林家たい平さん、お笑いコンビ「ナイツ」の2人(塙宣之さん、土屋伸之さん)、U字工事の益子卓郎さんら著名人も参列しました。
たい平さんは取材に応じ、“前座の時からずっと、のいる・こいる師匠は超一流で活躍していて、寄席で1番笑いをとっている師匠だった。憧れでもありました。師匠方の前でも、師匠方の芸のモノマネをさせていただいて、笑っていただいたりしていた。”と、故人との思い出を回想。“もうあの芸が見られないのかと、すごく寂しい。一緒の楽屋にいられたこと、一緒の高座にいられたこと、この時代に一緒にいられたことをすごく誇りに思って...。僕も頑張りますので見ていてくださいと、最後にお伝えしました”と、悼みました。
同じく取材に応じた塙さんと益子さん。
塙さんは、“僕が漫才協会に入った時に理事をやられていた。雲の上の存在だった。ずっとお世話になっていた師匠。「これから漫才協会頑張っていきます。安心してお眠りください」と言いました” と、故人にかけた言葉を告白。
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益子さんは、“すごく若い頃の自分たちのライブにゲストに出てもらった。その後、漫才協会に入っていろいろお話させていただいて、すごく好きな師匠だった”と、追悼しました。
また、塙さんが “やっぱり、(漫才協会に)入った時、どっちが「のいる」か「こいる」か、わからなくて(笑)”と、笑い始めると、益子さんは “やめなさいってホントに...” と、諌めるふりをして “(こんな話をして)すみません...。ごめんね、ごめんね” と、しれっと持ちネタを披露。2人で笑いながら懐かしむと、最後に塙さんは “おそらく、こいる師匠(2021年死去)と漫才やってるんじゃないですか? 「お前も死んじゃったな」って。” と、穏やかに語りました。
【担当:芸能情報ステーション】