監督とホラゲで意気投合した西野七瀬(左)(C)ORICON NewS inc. 米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025』(略称:SSFF & ASIA)のオープニングセレモニーが28日、東京・TAKANAWA GATEWAY CITYで開催された。「GEMSTONE Creative Label produced by TOHO」の新作短編映画『インフルエンサーゴースト』に出演する西野七瀬、本郷奏多、西山将貴監督が登場した。
【写真】ほんわか伝わる!本郷奏多の言葉に笑顔をみせる西野七瀬 西野は「クリーチャーが出てくるんですけど、現場にクリーチャーはいなくて。何もない空間を見ながら、目線の高さをスタッフさんが作ってくださった。私も監督もホラーゲームが好きで。ホラーゲーム要素があって、『こういうことだな』とすぐに理解できて、すごく楽しく撮影できました。ショートフィルムに参加させていただくのは初めてで、短い中でもストーリーがあって私にとっては新しい経験をさせてもらえて楽しかったです」と話した。
本郷は「西山監督はお若くて、ホラーとか撮っていなさそうなのに誰よりも明確なビジョンを持っている。僕も長いこと芸能生活をやってきましたけど、いろんな監督さんがいる中で、明確なビジョンを持っている監督だった。おっしゃていただいたようにやらせていただきました。若いのにしっかりしていて頼もしい監督でした」とにっこり。司会の別所哲也から「芸能生活は何年ですか?」と質問が。本郷が「30年ほど」と照れくさそうに返すと、別所は「お若いのに。別所も40年なんです。お互いに長いね。まだまだ長いから頑張りましょう」とエールの交換をしていた。
27回目を迎えた映画祭の今年のテーマは、「creative active generative」。世界中のフィルムメーカーたちの“creative”が集結する映画祭は、作品とオーディエンス、クリエイターと企業が出会い、新たな化学反応が生まれる場を、“active”に創出していきたい、また、「生成AI」にも通じる新たなテクノロジーで新時代のクリエイティブを生み出していきたい(“generative”)というSSSFF & ASIAの現在地と未来図をテーマに映画祭を展開。今年は、世界108の国と地域から4592点の応募の中から選りすぐりの約250作品をリアル会場&オンライングランドシアターで上映する。
■『インフルエンサーゴースト』あらすじ
「これは――本当の私じゃない」
ある日突然、身に覚えのない罪で「炎上」したら?日本を代表するインフルエンサー集団が、火災で命を落とす衝撃的な事件が発生。偶然居合わせた一般人の麻理(西野)はSNS上で犯人扱いをされ、世間の怒りを買う。追い詰められた彼女は、「本当の自分」を取り戻すため、火災現場に向かう――。