
【写真】シリーズで最も危険だったアクションも! 映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』場面写真
『ミッション:インポッシブル』フランチャイズは、伝説のテレビドラマ『スパイ大作戦』(邦題)を原作とした映画であり、1996年の第1作公開以来、トム・クルーズが主演を務めるスパイ・アクション。以降、現在に至るまで8作が公開、全世界で約41億ドル(日本円換算で約620億)を超える大ヒットを記録し続けている。また主演のトム・クルーズが自らプロデューサーを務めているからこそ実現できる、リスクの高い実践的なスタントを、スタントマンなしで挑む命がけの超危険なアクションシーンが毎回、大きな話題を呼んでいる。
第7作の用語“デッドレコニング”とは「推測航法」と呼ばれる技術で、「自律航法」ともいう。航行した経路や進んだ距離、起点、偏流などから、過去や現在の位置を推定し、その位置情報をもとにして行う航法の事。本作ではロシアの最新鋭潜水艦「セヴァストポリ」がAIの技術を使って高度化した「推測航法(デッドレコニング)」のテストのため航海に出た所、AIが暴走! 自らが放った魚雷に当たり沈没、乗組員全員が死亡するという事故を起こす。しかしこの沈没した潜水艦の中に存在するAIが世界中を巻き込む脅威となる…?
これまでも常人の域を遥かに超えたスタントを披露してきたトム・クルーズだが、本作でも、その勢い衰えていない。本作でも、手錠をしたままローマ市内で猛スピードのカーチェイスを繰り広げたかと思うと、時速100キロのスピードで疾走する列車の屋根で敵と格闘するなど、CGもスタントマンも使わずに自らの生身の体で超危険な撮影に挑む。圧巻はノルウェーの山々に囲まれた断崖絶壁からバイクごと空中にダイブするというシーン。これまでのフランチャイズ全体で最も危険だったというアクションに注目だ。
監督・脚本は第5作以降のシリーズを手がけているクリストファー・マッカリー。本作では、トム・クルーズと共に製作も手掛けている。
共演は、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴィング・レイムス、ヴァネッサ・カービーらおなじみのメンバーに加え、今回のヒロイン、凄腕の女スリであるグレースに『キャプテン・アメリカ』シリーズのヘイリー・アトウェル、イーサンと深い因縁を持つという宿敵ガブリエル役に人気刑事ドラマ『NYPDブルー』のイーサイ・モラレス。女暗殺者パリス役に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのポム・クレメンティエフらが新たに参加。第1作に登場したユージーン・キトリッジ役のヘンリー・ツェニーもカムバックを果たした。
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