タレント熊切あさ美(44)が1日、東京・東武ホテルで行われた、大島部屋の元幕内旭大星の大串拓也氏(35)の断髪式に出席した。
元関脇旭天鵬の大島親方と現役時代から交流があったことから、初体験の断髪式に臨んだ。400人の出席者1人としてまげにはさみを入れ、最後は花束を渡した。
元旭大星は北海道・旭川出身で2008年(平20)1月場所に初土俵。18年5月場所に北海道出身力士として26年ぶりの新入幕を果たし、10勝5敗で敢闘賞を受賞。今年1月場所で引退した。
熊切は「17年間ずっと結ってきたまげを切るのは、どんな気持ちなんでしょうか。まげを切ってからは顔が全く違ってスッキリ。第1の人生を終えて、第2の人生のスタートを切るのに立ち合えて感慨深いです」と話した。
まげを切った大串氏が髪の毛を整えて、大島親方と実の父親に「自分には2人の父親がいた」とお礼の言葉を述べたことに、熊切は「すてきだなと思いました。まげがあった時もイケメンでしたが、切ってもカッコよかった。これからの人生も応援していきます」と笑顔を見せた。
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大串氏は「おかげさまで、こんなに素晴らしい断髪式ができました。相撲部屋に入って17年。右も左も分からない東京に来て、1度逃げましたが、素晴らしい力士生活を送れました。子供もまだ、5歳、2歳、0歳と小さいので、死に物狂いで頑張りたい。親方が18年間、自分の父ちゃんが18年間、2人の父親がいます。強くなれたのも、根性を付けてくれた父ちゃんのおかげ。これから親孝行していきたいので、体を壊さないでください」と感謝の言葉を口にした。
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