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EXILEが1日、兵庫・ワールド記念ホールで、「EXILE LIVE TOUR 2025“WHAT IS EXILE”」最終公演を開催した。アンコールではEXILE ATSUSHI(45)がサプライズ登場し、EXILEに“完全復活”。年末に約3年ぶりのドームツアーを開催することも発表し、進化し続ける“EXILE”を届ける決意を示した。
01年のデビュー当時からEXILEをけん引してきたボーカリストが、約2年半ぶりに帰ってきた。アンコール直前に流れた映像で、ATSUSHIが年末に開催するドームツアーに参加することが明らかになると、会場からは一際大きな歓声があがり、涙するファンの姿もあった。
アンコールで、ライトに照らされ登場したATSUSHIが高らかに叫ぶと、約9000人の地鳴りのような大歓声が会場を揺らした。メンバーと笑顔でふれ合い、「24karatsメドレー」をパフォーマンス。顔の前で手を合わせ「皆さんの声援、最高です。ありがとうございます!」と満面の笑みを浮かべた。
ATSUSHIは23年3月から体調不良で休養し、その後、ライム病を患っていることなどを発表。昨年9月に病気療養からの復活を宣言し、今年4月12日にさいたまスーパーアリーナで開催したソロツアー初日公演で843日ぶりにステージ復帰していた。
EXILE TAKAHIRO(40)は「ツアー(WHAT IS EXILE)の準備段階からATSUSHIさんに参加してもらって、やりとりしながら作り上げてきた。ラスト、戻ってきてくれましたー!」と盛りあげた。
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EXILE AKIRA(43)は「ATSUSHIくん、お帰りなさい!」とハグを交わした。この日は、ステージを見守ったEXILE HIRO(56)の誕生日でもあり、会場全員でバースデーソングを届けた。AKIRAは「めでたいことづくしです!」と笑顔を弾けさせた。
今回のツアーは福井公演を皮切りに、4都市8公演で開催。公演ごとに異なるEXILE TRIBEメンバーが出演する異例の試みを行った。同公演にはEXILEとEXILE TRIBEから15人が出演した。アキレス腱(けん)断裂のけがのため同ツアー不参加のEXILE TETSUYA(44)も、本番前のナレーションとアンコールのMCに出演。「絶対治してドームのステージに帰ります!」と宣言し、大歓声を浴びた。
最後はATSUSHIが「皆さんと一緒に1つになって、笑顔になって終わりたいと思います!」と呼びかけ、名曲「Rising Sun」で大団円。大盛り上がりの会場を見渡し「皆さん、会えてうれしいです。ありがとう」と感謝をかみしめた。
○…アンコール直前、ドームツアー「EXILE LIVE TOUR 2025 “THE REASON”」開催を発表。11月15日のみずほPayPayドーム福岡を皮切りに、京セラドーム大阪、バンテリンドームナゴヤの3カ所で5公演を行う。ATSUSHIは「なぜEXILEがこうして形を変えながらも進化し続け、存在しているのか。その理由を次のツアーで証明したい」。
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