武田鉄矢、長嶋茂雄さん“天才エピ”を披露「翌朝スポーツ紙の見出しを考えその通りに動いた」

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2025年06月03日 10:51  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

武田鉄矢(2022年8月)

プロ野球の巨人の監督を2期15年にわたって務めた巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄(ながしま・しげお)さんが、3日午前6時39分、肺炎のため、都内の病院で亡くなった。89歳だった。葬儀・告別式は近親者のみで行うという。


フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」(月〜金曜午前8時14分)ではコメ問題についての特集を放送していた午前8時54分、長嶋さんの訃報を速報でアナウンサーが伝えた。


その後、同9時4分ごろから詳細に長嶋さんのニュースを報じた。親交があったスペシャルキャスターの俳優武田鉄矢(76)は張本勲さんら往年の名選手たちから聞いた、長嶋さんの凄いエピソードをいくつも披露した。


その1つとして、武田は「(長嶋さんは)バッターボックスで、次の朝のスポーツ新聞の見出しに自分がどう書かれるか予想できたと」と紹介した。武田が聞いた話として「(長嶋さんは翌朝スポーツ紙の)見出しまで考えて、その通りに体が動く」という話もし、共演者から「天才ですね」という声が上がった。


また、野村克也さんから聞いた話も披露。野村さんはバッターボックスの選手の気が散るように、後ろからその打者のプライベート情報をわざとつぶやく“ささやき戦法”をしていたが、野村さんによると、長嶋さんだけ“ささやき”に動揺せず、ひっかからなかったという。武田は「野村さんが(バッターボックスの長嶋さんに)話しかけて“えらい人気やな。長嶋”なとと言っても、(長嶋さんは)“4万5000!”などと観客動員数を言いながら、カーンと打つんですって。すごいポジティブ」と目を輝かせながら、長嶋さんの“伝説”を話した。


武田は「同時代を生きた選手たちが、これほど楽しく話す選手はいませんでしたね。愛すべき人だったんでしょうね」としのんだ。

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