柚香光、同期礼真琴の本拠地サヨナラに「尊敬する思いがたくさん」

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2025年06月03日 14:59  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

「バーン・ザ・フロア2025」への熱い思いを語った柚香光(撮影・阪口孝志)

元宝塚歌劇団花組トップ柚香光(ゆずか・れい=33)が3日、大阪市内で舞台「バーン・ザ・フロア2025 COLOR MY HEART」(7月25日〜28日、フェスティバルホール)の取材会に出席した。


同公演はブロードウェーを始め、世界30カ国以上で観客を魅了し、過去11回の来日公演では約50万人を動員した。ワルツやタンゴ、サンバをはじめ、ストリートダンスやコンテンポラリーダンスの要素まで、多彩な楽曲にのせて繰り広げられる“ダンスのフルコース”に、柚香はゲストアーティストとして出演する。


宝塚時代、当代きってのダンサーとして名をはせた柚香。「踊るってこんなに楽しい、音楽ってこんなに心に響くんだって思っていただけるような舞台をお届けしたい。暑い夏に負けないような熱い空間が広がると思うので、一緒にすごして」と呼びかけた。


昨年5月に15年の宝塚人生に別れを告げ、現在は劇団☆新感線45周年興行「いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective『紅鬼物語(あかおにものがたり)』」に出演するなど忙しくも充実した日々を送る。


「今でも自分を見つめ直して、こうなりたいと掲げながらあがいている状態。たくさんの方に支えていただいているということを実感し、学ばせていただいている1年。改めて感謝の思いがあります。あっという間でもありますし、すごく充実した日々を過ごさせていただいているので長くも感じ、どちらもあります」


1日には宝塚時代の同期で星組トップの礼真琴が、兵庫・宝塚大劇場で、退団公演「阿修羅城の瞳」「エスペラント!」の千秋楽を迎え、本拠地に別れを告げた。


柚香も会いに行ったそうで、「改めて卒業する1日ってすごい日だなって。礼の姿を見ていても尊敬する思いがたくさんわきました。周りの方々の愛情であったり、つながり、思いというものをお裾分けのように拝見して、すばらしい時間だな」と感動したことを明かしていた。

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