テレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜午後1時)が4日、放送された。3日に亡くなった巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんをしのぶ追悼企画で、長嶋さんが自身の逸話を振り返った。
この日放送されたのは、長嶋さんが66歳の時に出演した03年の回。健康維持のため散歩をしているという話題で、司会黒柳徹子が「朝早く暗いうちに走ってらして、黒い犬にかまれたって話は本当なんですか?」と尋ねると、長嶋さんは「そういうことはよくありますね」とあっけらかんと認めてスタジオを笑いに包んだ。
犬を踏んづけた回数についても「2、3度ありますかね」と長嶋さん。黒柳が「お走りになるのが早いのかしら?」と聞くと、「テンポはスローなんですがね。薄暗い中で結構野犬もおりますしね。ですから気をつけにゃいけんと。慌ててお医者に行って狂犬(病)の予防接種してみたり」と振り返った。
また黒柳は「『狂犬病の注射しなきゃ』って奥さまがおっしゃった時、(長嶋さんが)『この間アフリカ行った時にちゃんとやってるから』っておっしゃったら、コレラか何か全然違うものの注射だったって」と夫妻のやりとりについて真偽を確認。長嶋さんは「アフリカに行ったその翌年でしたから。あの時は7種類か8種類打ちますからね、予防接種を。その翌年でしたから、まだ体内には余韻があるだろうと」とおおらかに語って笑わせた。
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