佐藤江梨子「君、芸能人の誰かに似てるね」も答えなし…長嶋茂雄さんのエピソード明かす

佐藤江梨子（43）が4日、都内のNHKで行われた窪塚愛流（21）主演の夜ドラ「あおぞらビール」（16日スタート、月〜木曜午後10時45分、全32話）試写会・会見で、前日3日に肺炎のため都内の病院で89歳で亡くなった、プロ野球巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄（ながしま・しげお）さんとの思い出を語った。

佐藤は「長嶋さんが亡くなって、私も悲しいんですけど…お会いしたことがあって。その時に『君、誰かに似てるね』って言われたんです。『芸能人の…あの、あのぉ…』言われて『どなたですか？』と言ったら『いやぁ…誰でしょう？』と」と振り返った。場内に笑いが起きた中「答えはあったのですか？」と聞かれると「それから、すごい気になって、絶対にもう1回、お仕事して、誰か聞こうと思っていたので…誰でしょうね？」と、長嶋さんから答えを聞くことはなかったと明かした。そして「誰か教えて欲しかった」と惜しんだ。

佐藤は劇中で、上級キャンパー大山千晶役を演じた。「コンドームメーカーが開発したゴムボートで川の上流から海までこぐ」冒険をやろうと提案する、窪塚演じるアウトドア自由人・鯖田大文学部4年の森川行男、藤岡真威人（21）演じる就活に苦戦する同級生の八木拓、南出凌嘉（19）が演じるアルバイト先の友人・松宮一朗太の3人がキャンプする姿を目撃し、キャンプ歴5年の立場から、あれこれ助言する役どころだ。

森川の同級生・三条弥生役の豊嶋花（18）含めた4人と並び「平均年齢を爆あげ」「私だけ年齢ダブルスコア」などと口にしつつも「（若手俳優陣が今後）朝ドラ、大河…もっと、もっと、いろいろなドラマに出演する作品にしたいと言われた。キラキラする皆さんに、ちゃちゃを入れる作品」と言い、笑顔で共演陣を見つめた。「皆さん仲がいい。ギラギラがないのがドラマに溶け込んでいる」と、4人の仲の良さをたたえた。