6月3日、NHKが2026年前期の連続テレビ小説『風、薫る』の記者会見を実施し、女優・上坂樹里(19)が女優・見上愛(24)とダブル主演を務めることを発表した。朝ドラでは2008年に放送された『だんだん』以来、17年ぶりのダブルヒロインとなる。
『風、薫る』は、まだ女性の職業が確立されていない明治時代に、「トレインドナース(正式な看護教育訓練を受けた看護師)」として活躍した実在の人物、大関和と鈴木雅をモチーフとしたオリジナルのバディドラマだ。見上は大関がモデルの一ノ瀬りんを、上坂は鈴木がモデルの大家直美を演じる。
会見では、見上が上坂について「すごい強い芯が見えて素敵に演じるんだろうな、私も引っ張ってもらいたいなって思うような方でした」と評すると、上坂も「見上さんの胸を借りながら精一杯役を演じたい」と意気込みを語って見せた。
上坂は、「まさかもう1人の主人公を演じさせていただくとは思ってもいなくて。今この場に立たせてもらっていることがすごく夢のようです」と感極まって涙ぐむ場面も。
「上坂さんが朝ドラのヒロインオーディションを受けるのは今回で3回目。以前から朝ドラのヒロインが目標だと公言しており、今回ようやく念願叶った形です。また、『SEVENTEEN』モデル出身の上坂さんですが、実は同誌の専属モデルオーディションにも3回落ちており、2021年に4回目の挑戦でようやく合格を勝ち取っています」(芸能ライター)
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そんな不屈の精神を持つ上坂が尊敬してやまない“先輩”女優がいるという。
「同じ『Seventeen』出身で女優の清原果耶さん(23)が憧れの存在だそうです。清原さんは過去3度朝ドラに出演し、2021年には『おかえりモネ』で10代としては異例となるオーディション無しでヒロインに起用されました。
上坂さんは芸能界に入る前、『Seventeen』の読者だったころから、そんな清原さんのことを目標にしていて、いつか自分も清原さんのように朝ドラに出演したいと考えていたそうです」(前出・芸能ライター)
WEBメディアのインタビューで、上坂は清原と初めて会ったときのことをこう振り返っている。
《清原さんと1度だけお会いできたことがあって、緊張している私に対して優しく話しかけてくださったんです。『私も女優を目指しているので、いつかまた清原さんとご一緒できるように頑張ります』と言ったら、『私も頑張るから一緒に頑張ろう』と返事をしてくださって。そこで改めて、私も清原さんのような素敵な女優さんになりたいと強く思いました》(「modelpress」2023年3月23日配信)
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日頃から清原への憧れを公言している上坂だが、ネット上ではしばしば《2人が似ている》と話題になることも。
《目の形とか輪郭だけじゃなく、透明感があるところまでそっくり》
《雰囲気もそうだけど、顔も似てる》
《双子の姉妹かって思うほど似てるよね》
《清原果耶と上坂樹里の見分けがつかない》
似た雰囲気を持つ『Seventeen』出身同士の2人。何度オーディションに落選してもくじけず朝ドラヒロインの座を掴んだ上坂は、容姿だけでなく女優としても憧れの清原に近づいてきた。
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