ニコラス・ケイジが新作でまたもや別人のような姿に

　これまでも役柄によってその姿をコロコロと変えてきたニコラス・ケイジが、新作映画『Madden（原題）』の撮影現場で、まるで別人のような姿をキャッチされた。

【写真】普段よりも太って見えるニコラス

　PageSixによると、現地時間6月2日、米ジョージア州アトランタにて、白いワイシャツの上に青いトラックスーツを重ね、白いスニーカーを履いたニコラスの姿が撮影されたそう。ブロンドの髪の毛はやや長く、七三に分けられ、ファットスーツを身に着けているのか、普段より二回りほど太って見える。本当にニコラスなのか、目を凝らして確認したくなる姿だ。

　ニコラスが現在撮影しているのは、『アメリカン・ハッスル』などで知られるアカデミー賞監督デヴィッド・O・ラッセル監督による、ジョン・マッデンの伝記映画。マッデンはオークランド・レイダースの元ヘッドコーチで、米NFLの名解説者だったことでも知られる。ニコラスの他、オークランド・レイダースのオーナーだったアル・デービス役でクリスチャン・ベール、実業家でエレクトロニック・アーツ創設者のトリップ・ホーキンス役でジョン・ムレイニーが出演する。

　なおニコラスは、2023年に公開されたA24のドリーム・スリラー映画『ドリーム・シナリオ』でも、禿げ上がった頭髪に白髪交じりの豊かな顎ヒゲ、丸い体つきと、まるで別人のような姿を披露。2月28日に日本公開されたアクション・スリラー映画『シンパシー・フォー・ザ・デビル』では、持ち前の“怪優”ぶりを全開にした狂気の表情を披露していた。