元宝塚歌劇団の女優毬谷友子(65)が6日までにX(旧ツイッター)を更新。大阪・関西万博の「大屋根リング」を設計した建築家で会場デザインプロデューサー藤本壮介氏に対し、批判を展開した。
毬谷は、藤本氏が大屋根リングと青空の写真を添付し「本日の万博会場も幸せでポジティブな空気が広がっていました」とつづった6月4日のポストを引用。「あなたはポジティブで幸せで何よりだと思いますが、パビリオンを建設した下請け業者の方達が、未払いで破産に追い込まれそうな事は、ご存知ないのですか? 全く幸せとは縁遠い、言うならどん底で、この万博のたくさんの縁の下の力持ち達が今、苦しんでいます」とポストした。
万博のパビリオン建設をめぐっては、アンゴラ館の工事に関わった大阪市の業者による費用未払い問題で、下請け企業側が5月30日に大阪府庁で記者会見し、費用が支払われないために倒産の危機にあると訴えていた。また、一部報道では複数のパビリオンで未払い問題があり、契約金や工事費用など1億円超の支払いがなく、下請け会社が元請け会社に対する訴訟を起こす事態に発展しているケースもあるという。
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