映画『火喰鳥を、喰う』の特報、キービジュアルが到着した。
10月3日から全国公開される同作は『第40回横溝正史ミステリ＆ホラー大賞』を受賞した原浩の同名小説を実写映画化するもの。信州で暮らす久喜雄司と夕里子のもとに、戦死した先祖・久喜貞市の「ヒクイドリ、クイタイ」と綴られた日記が届き、その日を境に幸せな夫婦の周辺で不可解な出来事が起こり始めるというあらすじだ。
久喜雄司役に同作が映画単独初主演作となる水上恒司、夕里子役に山下美月、超常現象専門家・北斗総一郎役に宮舘涼太（Snow Man）がキャスティング。監督を『超高速!参勤交代』シリーズなどの本木克英が務め、脚本を『ラーゲリより愛を込めて』などの林民夫が手がけた。
特報は「お墓の文字も削られて、おじいさんはいなくなり、みんな、あの日記のせいだと思う……！」という夕里子のナレーションからスタート。日記に書かれた「ヒクイドリヲ クウ ビミナリ」という文字や、北斗が日記について「掛け値なしの、ブラックホール級」の呪物であることを告げる場面、雄司が「僕が、死んでる……」と墓石を見つめるシーンが映し出されている。
キービジュアルには「この恐怖、美味ナリ」というコピーとともに、ヒクイドリの羽、死者の日記のページが舞い上がる青空のもと雄司、夕里子、北斗が佇む様子が写し出されているほか、新聞記者・与沢（森田望智）、雄司の母・伸子（麻生祐未）、夕里子の弟・亮（豊田裕大）の劇中写真が添えられている。
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