自民党の木原稔・安全保障調査会長(中央)から提言書を受け取る中谷元防衛相(右)=6日午後、防衛省 自民党の木原稔・安全保障調査会長(前防衛相)は6日、防衛省を訪れ、無人機の活用強化などを求める提言書を中谷元防衛相に手渡した。ウクライナで無人機を用いた戦闘が行われていることを踏まえ「新たな戦い方への対応を急速に進めることが必要」と指摘し、無人装備品の整備構想の策定や国内の生産基盤確保を訴えた。
望ましい安保環境を創出するため、防衛装備品の輸出を救難や輸送など「5類型」に限定した現行ルールの撤廃検討も求めた。中谷氏は「防衛省では言いづらいことも書いてもらった。参考にさせてもらう」と応じた。