「国宝」初日舞台挨拶に出席した吉沢亮(C)モデルプレス【モデルプレス=2025/06/06】俳優の吉沢亮が6日、都内で開催された映画『国宝』初日舞台挨拶に出席。刺激を受けた年下俳優を明かした。
【写真】吉沢亮、色っぽさに刺激受けた年下俳優◆吉沢亮、主演映画公開に「不思議な気分」
映画「国宝」は、吉田修一の最高傑作との呼び声高い同名小説を実写化。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄(吉沢)が歩む50年を描く。この日は横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、見上愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、宮澤エマ、田中泯、渡辺謙、李相日監督も出席していた。
主演の吉沢は「ついに皆様に届けられる日が来たということで、すごく嬉しい思いと共に、なんだかちょっと寂しいような気もして。すごく不思議な気分で初日を迎えているんですが、これから皆さまご覧になるということで、本当に楽しんでいただければ嬉しいなと思っております」とコメント。喜久雄の親友でありライバルの俊介を演じた横浜は「本日からこの作品は皆様のものになります。心に残り続け、愛していただける作品になることを心から願っています」と語った。
吉沢は「本当に素晴らしい方々と共に今日を迎えさせていただいていますし、特に今日は、現場ではご一緒出来なかったご両親と、少年時代の喜久雄と俊坊もいらっしゃって。まさに勢ぞろいと言いますか。まさにこの映画に欠かせない方々とともに、ここに立てていることを、本当に嬉しく思います」と豪華キャストの集合に喜びのコメント。本作について度々「魂を込めて」と語ってきた俊介役の横浜は「公開を迎えられることって、当たり前ではないんですよ。僕も一度あるので。なので安堵と感謝の気持ちでいますし、何度も言ってしまって、すごく安っぽい言葉になってしまっていますけれども、我々は魂を込めて作った作品ですので。本当にそうなんです。言い過ぎって言われましたけど(笑)。そんな作品ですので、一人でも多くの方の心に届けば幸いです」と呼びかけた。
◆吉沢亮&横浜流星、少年時代演じた俳優絶賛
少年時代の喜久雄と俊介を演じた黒川と越山について、吉沢は「すごいですよ。本当に」「僕らがインする前に、少年時代の黒川君が演じる喜久雄の演目を撮影していたんですね。僕はその撮影現場にもお邪魔させていただいたりしたんですけど、色っぽ過ぎて。『え、やばいな…』と思って。少年時代からそのレベルでやられてしまうと、ここ(黒川君)からのこれ(自分)ってことですよね?みたいな(笑)」と絶賛。そして「良い意味で刺激ももらいましたし、メイク中もメイクさんがずっと『黒川君やばいね』みたいな。『これ、大丈夫?黒川君に負けない?大丈夫?』みたいなプレッシャーをずっとメイクさんに与えられてて(笑)。すごい憂鬱でした。お二人とも本当に素晴らしくて。素晴らしい土台を作っていただいたので、そこから頑張ってやらせていただきました」と笑顔で振り返った。
横浜は「お二人とも素晴らしかったです。本当に対照的なんですよね。それがすごく出てたし、俊介(越山君)に限っては、愛嬌だったり、放っておけない感じだったり。彼自身もそうだと思うんですけど、生き生きとしていて。一心同体にならなければいけないし、幼少期が軸となるので。自分は現場には行けなかったんですけど、映像とかを見て、彼がそういう風に俊介を堂々と生きてくれたから、自分もそのまま彼の意志を引き継いで、生きられたのかなという風に思います」と感謝を語った。(modelpress編集部)
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