
【写真】小出恵介、沢尻エリカ、香川照之の代役を演じた人気俳優・女優たち<計12枚>
■ 小出恵介の代役を引き受けたのは…
ジミー大西の半生を描いたNetflixオリジナルシリーズ『Jimmy〜アホみたいなホンマの話〜』。本作を企画・プロデュースし、ジミーとも長年の付き合いがある明石家さんまを演じたのは玉山鉄二だが、実は無期限活動停止となって降板した小出恵介の代役だった。
本作の完成披露試写会イベントでは、実は最初にさんまがオファーをしたのは小出ではなく玉山だったことが判明。さんまに「こいつ、断りよったんですよ」と暴露されると、玉山は「荷が重くて……」と苦笑い。不祥事により小出が降板し、「玉山くんが『俺の責任だ。俺が引き受けていたらこんなことにならなかった』と反省して、引き受けてくれた」とさんまが明かすと、共演者から「かっこいい」と声があがっていた。
■ 沢尻エリカの代役を引き受けたのは…
2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合ほか)の放送スタート6週間前に沢尻エリカが麻薬取締法違反容疑で逮捕され、降板してしまう。NHKの看板ドラマ枠の最大級の危機に、沢尻の代役として織田信長の正室・帰蝶を演じたのが、川口春奈だった。
のちに『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演した川口は、本作を引き受けた当時について「時間がなくて、迷ってる時間がなかった。15冊ぐらい台本もらって、『来週からお願いします』みたいな」と振り返り、断らなかった理由については「怖いけどやってみる」というチャレンジ精神があったことを明かした。本作を通して「自分のことを知らない年代の人にも知ってもらうきっかけになった」とも振り返り、女優のキャリアでのターニングポイントになったことを明かしている。
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2022年10月期の日曜劇場『アトムの童(こ)』(TBS系)では、山崎賢人(「崎」は正式には「たつさき」)が演じる主人公の若き天才ゲーム開発者の前に立ちふさがる敵役で、巨大資本のIT企業社長を演じるはずだった香川照之が、過去の性加害疑惑を報じられて降板。代役を演じたのはオダギリジョーだった。
香川とオダギリと言えば、かつて西川美和監督の映画『ゆれる』で兄弟役を演じたことで知られる。代役を引き受ける際に「香川さんへの恩返しのつもりで、お引き受けします」とコメントしていたオダギリ。いざ放送が始まると「ハマってる」「オダギリジョーで正解」「イケメンで似合っている」といった絶賛がSNS上にあふれた。