女優芳根京子(28)が7日、東京・PARCO劇場で、舞台「先生の背中〜ある映画監督の幻影的回想録〜」(8日〜7月20日、同所他)のプレスコールと開幕前会見に臨んだ。
日本映画界の名匠・小津安二郎と昭和の映画界をフィクションで描く。芳根は、中井貴一(63)演じる小津監督をモデルにした小田昌二郎が、娘のようにかわいがる食堂の看板娘・幸子役。中井家と小津家は家族のような親交があり、幸子は中井の母がモデルになっている。
「中井さんのお母さまがモデルと聞いた時からずっと緊張しているんですけど、お母さまの話も聞かせていただいて」と、中井とコミュニケーションをとりながら役をつくっていった。中井は「『私、合ってますか?』って聞かれるんですけど、合ってなくていいですって。こんなきれいでかれんじゃないですから。でも時々見てて、ちょっと母っぽいなと思うところもあるので、一緒に頑張っていこうね」と気遣った。
芳根にとっては6年ぶりの舞台出演となる。「1つ1つの公演をかみしめながら楽しんでいけたら。作品としてはすごく優しくて、温かくて、不思議な世界をお届けできるかなと思います」と意気込んだ。
柚希礼音(45)土居志央梨(32)藤谷理子(29)升毅(69)キムラ緑子(63)と、演出を務める映画監督の行定勲氏(56)も出席した。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。