恐怖を“体験”する新感覚・実験的ホラー『〇〇式』本予告編公開

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2025年06月07日 17:06  ORICON NEWS

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映画『〇〇式』6月27日下北沢K2先行上映、7月4日全国順次上映(C)2025 NOTHING NEW
 『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』で日本ホラー映画大賞を受賞した、近藤亮太監督による最新作『〇〇式(まるまるしき)』の本予告編が公開された。

【動画】映画『〇〇式』本予告編

 映像には、観客自身が“式”へと巻き込まれていく過程や、空間が歪んでいくような違和感、そして抗えない“儀式の始まり”を感じさせる印象的なシーンが凝縮されており、作品の異質な世界観が垣間見える仕上がりとなっている。

 観客は、スクリーン越しに物語を“見る”のではなく、“式に参列する”という感覚で、物語に巻き込まれていく。スクリーンの向こうで起こる出来事に、観客自身が立ち会っているような没入体験が特徴。映画そのものを“儀式”と定義した本作は、ホラー映画における新たなアプローチであり、ジャンルの境界を拡張する挑戦的な作品でもある。

 脚本を手がけるのは、SNSを中心に高い人気を誇るホラー作家・くるむあくむ。代表作『N』『或るバイトを募集しています』などで知られ、都市伝説的な発想と、読者の心理をじわじわと追い詰める構成力に定評がある。今回が映画脚本初挑戦となる。

 ジャンルも手法も異なる近藤監督とくるむあくむ。
 ジャンルも手法も異なる2人のクリエイターが、それぞれの“恐怖観”をぶつけ合い、融合させて生まれた本作。静けさの中に忍び寄る違和感、言葉では説明できない“空気の揺れ”のような恐怖が、映像と音の隙間から観客の深層に染み込んでいく。

■ あらすじ
撮影バイトとして、とある“式”の会場を訪れた二人の男。
進行は静かで、参列者たちも穏やかに座っている。だが、どこかがおかしい――。
進むにつれて積み重なっていく違和感は、やがて逃れられない“何か”へと姿を変えていく。


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