女優の北村優衣(25)と、グラビアアイドルで女優としても活躍を広げる高崎かなみ(27)が7日、都内で、映画「永遠の待ち人」(太田慶監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。
孤独な青年の成就することのない恋を描くドストエフスキーの短編「白夜」をモチーフに、太田監督(57)が新たなエンディングの物語を描いた。高崎は永里健太朗(37)演じる主人公・泰明の妻・麻美役。夫婦役は初めてで「麻美ってずっとメンタル的に落ちているというか、陰な感じ。私はめっちゃ明るいので、撮影の数日前から友達との連絡を絶ちました。カーテンも閉めきって、自分から鬱(うつ)に持っていきました」と役作りを明かした。
北村は永遠の愛を信じ、帰ってこない恋人を3年待ち続けたヒロイン・美沙子を演じた。劇中には美沙子の「愛は信じることです」というせりふが登場する。自分なら好きな人を3年待てるかという話題で、北村は高崎に「え、できます?」と問いかけた。
高崎は「本当にその人しかいないってなった場合は、待てるのではないかなと思います」と回答。北村は信じられないといった表情で「待てないですね。ごめんなさい。せっかちなもんで。カップラーメンの3分すらせかしたいくらいなので。3年は難しいですね」と即答した。
公開2日目で場内は満席。高崎は「たくさんの人に見ていただいて、愛していただけたらうれしい」。北村は「撮影が2年半くらい前で、懐かしくもあり、こっぱずかしくもある。無事映画は映画館で見るのが一番なので、たくさん楽しんでいただけたらなと思います」とアピールした。
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