ビートたけし(78)が8日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。小泉進次郎農相が進める備蓄米放出や、今後の農政改革の可能性について私見を示した。
番組では、小泉農相の備蓄米放出とともに、かつて自民党の農林部会会長を務めたが、農政改革が思うように進められなかったことも紹介された。
元財務官僚の森信茂樹氏は「役所のOBとして感じるのは、今、農水省の役人の人は、これでホッとしていると思う。減反の問題のところはいろんなところから批判があって、農水省の役人にもおかしいじゃないか、変えようじゃないか、という意見はいっぱいあった。大臣が代わって、突破しましょうという感じになってきたので、これまでOBに忖度(そんたく)したり、農水議員に忖度しなくてはいけなかったのがなくなって、ゼロから考えられるようになった」と指摘。一方、備蓄米がなくなることへの不安の声があがっていることや、海外のコメの輸入の是非なども議論された。
たけしは、これらの意見を受ける形で「もう完全に郵政民営化と同じだもん。日本の農業をアメリカに売り渡す、という。お父さんは郵政民営化、こっちは農業民営化」と、進次郎農相の父、小泉純一郎元首相と重なる部分を指摘した。
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