ダイアモンド☆ユカイ「解散1回、休止2回」結成40周年RED WARRIORSがツアー 

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2025年06月08日 21:35  日刊スポーツ

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開演前に取材に応じたRED WARRIORSのメンバーたち。左から高橋まこと、叔母輪清史、ダイアモンド☆ユカイ、木暮"shake"武彦

結成40周年を迎えたロックバンド、RED WARRIORS(レッド・ウォリアーズ)が8日、東京・ラインキューブ渋谷に2000人を集めてツアー「RED WARRIORS THE ROCK SHOW暴動クラブ」の東京公演を開いた。ゲストに暴動クラブを迎えて「バラとワイン」「Casino Drive」など全14曲を熱唱した。ボーカルのダイアモンド☆ユカイ(63)は「俺たちは絶滅危惧種。みんな見に来てくれ。これから、どんどんいろいろなところに行くよ」と話した。


RED WARRIORSはレベッカを脱退したギターの木暮"shake"武彦(65)がユカイ、ベースの小川清史(61)らと1985年(昭60)2月に結成。翌86年10月にアルバム「LESSON1」でデビューした。今回はドラムに元BOΦWYの高橋まこと(71)を迎えた。


本番前に会見して、ユカイは「本当にアッという間。長いか短いか、短いか長いか。みんながくたばる前にバーンと見てくれ」。shakeは「40年前の2月に結成して、1年半かけて翌年の10月にデビューした。デビューライブも、ここ渋谷公会堂だった」。ユカイは「名前がラインキューブ渋谷になっても、俺たちにとっては渋谷公会堂、渋公、イエーッ」と笑った。


清史は「ドラムをたたいてくれるまことさんは40年の付き合いだからね」。ユカイは「まことさんは裏切ってBOΦWYに行ったからね(笑い)。本当は俺たちとやるはずだったのに」。まことは「『40年でヨロシク』って言われたら、いやと言えない。40年は本当にスゲエなと思う。俺でよければ一肌脱ぎますよと」と笑った。


shakeは40年前を振り替えて「その前にレベッカにいたけど、本当にやりたい音楽はロックだった。辞めて1週間で準備に入った。清史を誘って、1曲もない状態から『500人呼べるようにしよう』って始めて1年半後にデビューできた」。清史は「作られたバンドじゃない。自分たちで作ったバンド」と話した。


ユカイは「当時はデジタル、ニューウエーブが流行っていたけど、俺たちは逆走した。誰も相手にしてくれなかったけど、気が付いたら先頭を走っていた。時代は回っている。ロックンロールの時代が、また巡ってきた。また、俺たちが先頭に立つのかな。もう俺たちは鉄板だから。ロックンロールをやっていると元気になる」。shakeは「ベストはこれからだ」と話した。


20日に名古屋・コムテックポートベース、21日に大阪・大阪国際交流センター大ホールでも開催する。


◆RED WARRIORS 1985年(昭60)に元レベッカのギター”shake"こと木暮武彦とボーカルダイアモンド☆ユカイを中心に結成。86年10月に日本コロムビアからメジャーデビュー。ストレートでブルージーなロックを掲げて88年には日本武道館と西武球場でライブを開催。89年(平元)に解散。96年に再結成し武道館ライブを行い、その後も断続的にCDリリースやコンサートを行うが13年に活動休止。15年再び集結。


◆暴動クラブ メンバーはボーカルの釘屋玄、ギターのマツシマライズ、ベースの城戸“ROSIE”ヒナコ、ドラムの鈴木壱歩の4人。23年11月に「暴動クラブのテーマ」でインディーズデビュー。

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