
【写真】誰袖(福原遥)は松前廣年(ひょうろく)にも接触 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第22回「小生、酒上不埒にて」場面カット
政演(古川雄大)に激しく嫉妬した春町(岡山天音)は、蔦重(横浜)の依頼に筆を取らない状況が続いていた。そんな春町を説得しようと喜三二(尾美としのり)と歌麿(染谷将太)が春町のもとを訪ねる。
一方、誰袖は意知に、蝦夷地の件で協力する代わりに身請けしてほしいと迫る。そして誰袖は、松前家当主・道廣(えなりかずき)の弟で、松前家の江戸家老・廣年(ひょうろく)と宴席で接触。“抜荷”と呼ばれる密貿易の証しを掴もうとする…。
ある日、意知のもとに誰袖から手紙と“腕飾り”が送られてくる。手紙によると、腕飾りは廣年から手に入れた物で、ロシア産の琥珀があしらわれているという。誰袖はこの琥珀の腕飾りが密貿易の証拠だと主張する。
その後、意知は誰袖と対面。意知は腕飾りについて「あいにく、これは抜荷の証しとはならぬ」と告げ、蝦夷を通さずにロシアの品物を手に入れていない限りは、密貿易の証拠にはならないと説明する。そして「これで間者ごっこはよしにしておけ」と意知が言うと、誰袖は「この際、弟君に、その蝦夷を通さぬ抜荷とやらをやらせては?」と返すのだった。
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