

緊張も次第にほぐれ、披露宴のテーブルに案内されると、またもや斬新な光景が……。テーブルに着席して、まわりの人とタイミングを合わせながら料理のラップを剥がしました。初めて経験するこの地域の風習が、なんだか楽しくなってきます。

披露宴で新郎のケンジさんとともに登場したユメは、この上なく幸せそうな顔をしています。私たちはちょっと余計な心配をしすぎていたのかもしれません。余興のカラオケが始まると、招待客たちが次々とステージに上がって歌います。

そこは豪華絢爛な結婚式場でもなく、センスの良い郊外のウェディングレストランでもなく……。ユメの結婚と聞いて想像していたような華やかな式場ではありませんでした。けれど結婚式は素晴らしくて、美しいユメの姿に私たちも感動。新郎新婦の幸せそうな笑顔や温かい雰囲気を感じるうち、私たちもこの地域の風習を心から楽しみ始めました。
私たちのテーブルにやってきてくれたユメはとても幸せそうな笑顔でした。その姿を見て、私たちはユメの結婚を心から祝福したのでした。
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原案・ママスタ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子