漫画家・小田原ドラゴンが語る「チェリーナイツ前後」【連載第14回】

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2025年06月14日 12:10  週プレNEWS

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24年9月から週プレNEWS(集英社)でスタートした小田原ドラゴン渾身の新作漫画『堀田エボリューション』。果たして小田原ドラゴンという奇才はどんな道のりを経て、本作品にたどり着いたのか。ジックリ語っていきます。

連載第14回は「チェリーナイツ前後」ついてのお話です。 

*  *  *

僕は『(隔週誌のヤングマガジン)アッパーズ(講談社)』で連載していた『コギャル寿司』で文藝春秋漫画賞を受賞しました。


ここから仕事のオファーが止まらなくなり多忙を極めます。

特に大変だったのは、『チェリーナイツ』(講談社)の前後ぐらい。その理由はハッキリしていて、集英社と小学館でも連載が始まったからなんです。 


はからずも日本三大出版社で同時連載していましたね(笑)。 

集英社は『ホスト一番星』(ビジネスジャンプ)、小学館は『小田原ドラゴンくえすと』(週刊ヤングサンデー)。


今振り返ると、よくやったなと思います。ただ、若さで乗り切った部分もあるので......今の僕にはもうあの量はこなせませんね。

なので、堀田エボリューションは今のページ数がちょうどいい(笑)。

昔のことなので正確に覚えていませんが、一番忙しいときは原稿料だけで年収2000万近かったはず。あの当時の原稿料を考えたら、われながらよく頑張ったと思います。

お金の使い道は......仕事が忙しすぎたので、たまに風俗行く程度でしたね。ただ、お金は全然貯まらなかった。実は当時FXをやっていて1600万損して......。まぁ、世の中そんなもんです(苦笑)。 

次回は『チェリーナイツ』の話をしたいと思います。 

《つづく》 

【画像】文藝春秋漫画賞を受賞した『コギャル寿司』

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